2011年2月4日金曜日

1月の出演

1月20日の午前中、青山のこどもの城にて、ジャワガムラン体験が行われました。カルティカ&クスモの方々に混じって、私も参加しました。体験にいらしたのはインターナショナルの幼稚園でした。先生がとても良い感じで、子ども達もしっかり楽しんでいました。この活動は、例の事業仕分けで来年度から予算が出ず、今年3月までで終わりです。この活動が始まった当初から私は参加していて、色々な事を学ばさせてもらいましたし、なかなか意義のある活動だっただけに、とても残念です。

1月22日(土)は、西新宿の芸能花伝舎にて、「コラージュライブ」。昼と夜の2回公演でした。昼には、親子連れやシルバーのお客様が多く、にぎやかな雰囲気でした。うちの息子の友人も親子でいらして下さって、とてもうれしかったです。夜公演の客席は大人っぽい雰囲気で、これまた良い感じでした。今回私は専属の座付きピアニストになったような気分を味わいました。出演者兼演出のクラウン ブッチィーさんの要望で、アミマネラのピアノ弾き歌いにも挑戦しましたし、パントマイムマジックのジン マサフスキーさんのバックで一曲ジャズのスタンダードも弾きました。そしてクラウン びりさんの歌う「誰も寝てはならぬ」を伴奏し、歌いもしました。大変でしたが楽しかった。びりさんの歌の最後、ハイCならぬハイ「シ」も、本番2回ともきれいに出ましたー!ワニ踊りを出演者全員でできたのもうれしかったです。稽古の時に、「元ダンサー」ブッチィーさんが私のワニ踊りのダメ出しをしてくれて、いい加減な私の踊りが発覚。今まで全然気がつきませんでした。色々勉強になりました。出演者、スタッフの皆様、お客様、大変ありがとうございました。

そして1月30日(日)、早朝に私と前田君とで宇都宮に出発。午前中、宇都宮の総合コミュニティセンターにて、ジャワガムラン体験を行いました。1時間のプログラムなので、合奏をして、曲を作って演奏して、歌を歌って、とさーっと楽しめるようにと考えていましたが、じっくり型の女の子が、「まだちゃんとできていないのに次に進んでしまう」と感じてくやしかったのか、途中で泣いてしまいました。楽器から離れて、しばらく皆の活動を見ていましたが、誰も聴いた事のないジャワ語の歌を皆で歌ったあたりで、「なんだ、できるとかできないとかいう趣旨じゃないんだ」とわかったらしく、終わってから、全部の楽器を一人で鳴らして、なーんだ!という感じで去って行きました。帰りには、ちょっと恥ずかしそうに笑って、バイバイとやってくれました。私も反省して、今後の活動に生かそうと思いましたが、でも、感情を表に出して、まわりの他人がそれに反応して、とやっていくうちに、人は成長し合っていくんだよなあ、と何だかうれしくなってしまいました。可愛い子を泣かせてしまったのにこんな感想でごめんなさい。前田君は「イチコの進みかたが早すぎるんだよ」と、女の子を心配していました。帰りの笑い顔を見て、「ああ、良かった、笑ってくれて」とほっとしていました。やさしいおじさんです。
そして帰りには、私は神田で車を降りて、その夜、音工場カンダにて行われたカルティカ&クスモ主催のジャワガムランコンサートに歌で出演しました。
皆々様、お世話になりましてありがとうございました。